社員インタビュー

化粧品やサプリに配合する新成分を見つけ、製品化への道筋をつける。

N.K.基礎研究部 基礎研究室 次長

CHAPTER01

効果を確信した新成分を採用したい。
その熱い想いが製品化につながる

基礎研究のミッションは、化粧品やサプリなどの健康食品に配合する新成分を見つけること。それは例えば、アフリカに生えている植物を持ってきて、そこから抽出して見つけるといったことであり、少なくとも2〜3年、長ければ8年くらいかかる一筋縄ではいかない仕事です。しかし、その分、新しい効果のある新成分が見つかれば、DHCとして独自性のある高付加価値の商品を生み出すタネとなる、重要な仕事でもあります。
具体的にはどのような仕事なのか。私が新成分を見つけて、「カルシウム+CBP」の製品化に成功した事例をご紹介します。発端は、「骨粗鬆症対策の新しいアプローチ」について、私が学会発表した内容に興味を持った方が、「面白い素材がある」と、ニュージーランドの加工メーカーを紹介してくれたことでした。その素材とは、CBPという骨を強化する成分で、ニュージーランド発の乳清タンパク質の一種なのですが、当時は、効果の立証が乏しかったことから不採用の状態にありました。しかし、私はその乏しい立証材料の中にもすごく光るデータがあると直感し、自らが証明しようと決意しました。
ところが、社内では製品化を疑問視する声がほとんど。しかし、私には成分が本物であるという確信がありました。どうしても開発したい。そんな熱い想いが湧き上がり、その旨を経営トップに相談しました。すると、「そこまで言うのであれば、やってみろ」と一言。改めてDHCに根付く、チャレンジを支える風土を感じた瞬間でした。
その後、私は効果の立証はもちろん、製品化に必要な原料としての規格設計、菌検査なども全部自分で行い、さらには工場にまで足を運び、年配の方でも飲みやすい錠剤形状の設計、子供でも続けやすい甘みを感じる処方などにも取り組みました。何としても成功させたいので必死でした。その結果、製品化にこぎつけ、市場でも好評を得たことは、今でも自分の大きな原動力になっています。

CHAPTER02

研究員に求められるのは、
どういう製品にするかというビジョン

現在私は、4人のチームのテーマリーダーを務めています。そのミッションは、研究員一人一人のモチベーションを高め、より良い研究パフォーマンスを実現していくこと。具体的には、短期(1カ月〜半年)、中期(1〜2年)、長期(5年ぐらい)の研究計画を立案し、その計画のもと、研究員一人一人に個別のテーマを割り振りつつ、大局的には共通のテーマをチームで取り組む形に体制づくりを行っています。
私たち研究員は、成分の開発にめどが立つと、商品開発の部署に提案することで、製品化のプロセスへと繋げていきます。前述した「カルシウム+CBP」の事例で私が製品化のプロセスまで全て自分で行なったのは例外です。
基礎研究部では、成分の製品化を提案するほかに、検証データをまとめて学術雑誌への投稿や学会発表なども進めています。この辺りは大学の研究室の進め方と似ています。しかし、製品化が最大の目標であるところが違います。いたずらに研究員の好奇心だけで進めればいいというものではなく、そこには、どういう形にするかというビジョンが不可欠なのです。
基礎研究という仕事は、新しいものをつくり出すために常にクリエイティブであり続けなければなりません。それを実現できる環境を与えてくれるのがDHCであり、その期待に応えるべく、今後もより新しい理論や成分の発見に力を尽くしていきたいと考えています。

インタビュー Q&A

入社動機は?
就職活動を進めていた当時、一人ひとりのできる仕事の幅が広く、自ら考えて研究できる環境があることにDHCの魅力を感じていました。実際に入社して、私は研究をどのようにして製品として具現化させればよいのか、そのためには何が必要なのかを考えながら、毎日の仕事を組み立てています。そう思い悩みながら一歩ずつ着実に進めていくことに達成感を感じながら、当時に感じたDHCの魅力と入社の判断は間違っていなかったと実感しています。
仕事内容は?
スキンケアなどの化粧品やサプリメントなどの健康食品に配合する成分の開発を行っています。開発に要する期間は、長いもので数年かかることもあります。その時間の大半を、私たち研究員は成分についての科学的な検証のために費やします。また、私はテーマリーダーでもあり、研究員一人ひとりに個別のテーマを割り振りつつ、大局的には共通のテーマをチームで取り組む形になるように組み立てています。
DHCの魅力は?
DHCはただの一社員に過ぎない自分にいつでも“チャンス”をくれる会社です。私もそれに応えたいという思いで、充実した日々を過ごしています。また、DHCで働く魅力は、自分の意思を持って働ける会社であるということです。DHCにはいつでも活躍できるチャンスがありますし、自分次第でつかみ取ることができる会社だと思います。
今後どのような人と働きたいですか?
DHCで働く上で大切なことは、新しい分野やどんな環境でも、チャレンジできる前向きな気持ちです。そうした気持ちがある方と一緒に仕事ができれば幸せでしょうし、私もそうありたいと思っています。

OFF TIME

体を動かすことが好きなので、「あ、週末はいい天気」と思えば、テニスやゴルフしたりして過ごしています。また年に数えるくらいではありますが、DHCの赤沢温泉ホテルへ温泉旅行をすることも楽しみの一つです。